COMPANY
フォークリフトの魅力を知る
様々な場所で使用される
フォークリフト
様々な場所で用いられる産業機器・フォークリフト。1920年代にアメリカの複数の企業によって開発されたフォークリフトは進化し続け、働くクルマの代表格として物流を支えています。ここではその魅力を紹介します。
As robot engineering
“持つ”
ロボットのようなフォークリフト
フォークリフトの名前に示される通り、ものを持ち運ぶ荷役部と言われる部分に特長があります。運ぶもの、形状や重量によって要件は異なり、オペレーターが意のままに操れる機能を兼ね備えた、まるでロボットのような構造です。
As automobile engineering
“運ぶ”
自動車のようなフォークリフト
人では運ぶことができない重量物や大量の荷を、フォークリフトは自動車と同じ輸送機器として運ぶ機能も有しています。加えて自動車にはない小回り性能と高い操作性は、狭い屋内でも広い屋外でも、冷凍庫内といった特殊な環境でも活躍します。昨今ではニーズの高まりによって電動化の車種が増えているほか、安全運転支援機能や自動運転化といった技術も続々と進化しています。
ひとつに限定されない開発
使う場所・運ぶ場所が異なれば
多彩なフォークリフトが生まれる
運びたい物も、運び方も、使う場所も、フォークリフトが活躍する機会は多彩です。そのため、お客様のニーズに応える多彩なアタッチメントの開発や、特注品の開発も行っています。
-
運びたい物
- 段ボールなど安定した積荷
- ビール瓶など振動・衝撃に敏感なもの
- 木材や電柱など円柱で長尺のもの
- 砂利やクラップなど形状が定まらないもの
-
運び方
- パレットに乗せて運ぶ
- はさんだり押さえたりして運ぶ
- 荷の位置を微調整しながら正確に配置する
- 荷物を回転させたり向きを変えたりする
-
使う場所
- 屋内/屋外
- 常温/冷凍倉庫
- 市場などの水場
- 障害物や行き交いが多い場所
住友ナコのモノづくり
お客様の、現場の声を
大切にするからこそ生み出せる価値
-
現場に寄り添い
生み出す価値01現場の安全と効率化を追求するSafety×Efficiency
現場の作業を、いかに安全かつ効率的にできるか?これを最大のミッションに、VOC(Voice of Customer:お客様の声)を重視し、お客様が求めることだけでなく、お客様の要望を先取りした開発を行っています。
-
現場に寄り添い
生み出す価値02操作性にこだわり抜くManipulate at Will
現場目線を最上位に置いた当社のフォークリフト開発では、フォークリフトオペレーターの方が意のままに操作できることにこだわり抜いています。滑らかな走行速度変化や荷役操作のレスポンスの良さなど、より自然な操作感を実現することで、オペレーターの方が作業しやすく疲れにくい快適性能を実現します。
-
現場に寄り添い
生み出す価値03快適に利用できることを大切にするComfortability
人が動かす機器だからこそ、人のことを想ったフォークリフトを創る。産業機器であっても、快適に利用できることを大切にしています。そのために当社は、乗降性向上のために足回り・座席周りを作り込み、運転のしやすさ・安全のために視界を広げるなど、オペレーターの方を想った開発をしています。
未来に向けて住友ナコが挑むこと
さらにフォークリフトは
進化を遂げる
社会情勢の変化や物流環境の将来の動きを見据え、変化する様々なニーズに対応し、現場が求めることを解決していくために、現場に寄り添った新しい価値を創り続けています。
-
自動化
物流業界が抱える人手不足を解決するソリューションとして期待される自動フォークリフト(AGF)の開発を進めています。将来的には、人とフォークリフトが共在する作業空間で、安全性を確保しながら活躍できる自動フォークリフトを目指していきます。
-
IoT化
フォークリフトから得られるデータを解析・活用し、物流全体の変革につながるソリューションを開発しています。現場の安全意識向上のため、台数・配車の適正化やお客様のコストダウン等、様々な観点から可能性を追求し、IoTを活用し生まれる新たな価値を追求しています。
-
省エネ
脱炭素社会の実現に向けて、多くのお客様はCO2排出量の削減に取り組んでいます。当社は早くから電気車に着目し、消費電力を抑えて長時間稼働できる電気車を追求し続けています。今後は新たな電源として、リチウムイオン電池や燃料電池を搭載したフォークリフトの開発も視野に入れています。
-
安全運転支援
当社のフォークリフト開発において現場の安全の追求は最上位のテーマのひとつです。
これまで、オペレーターが席から離れると自動的に走行動力を遮断する走行インターロック機能や、フォーク高さや車両速度が基準を逸脱すると音声と警告灯で知らせる警告機能等を提供してきました。今後は、人とフォークリフトが共存・一体となって作業する環境で事故を未然に防ぐために、人を検知して車両を減速・停止させる、車両間で通信して接近を防ぐなど、安全運転を支援するソリューション開発に挑戦していきます。