倉庫作業は腰痛と隣合わせ。
今回は腰への負担が軽くなる電気を使わないサポートウェア
ラクニエの装着レビューをお届けします。
ラクニエとは
腰を守る用具といえば、サイバーダインのロボットスーツなど
最先端テクノロジーを使った高価な用具が思い浮かびますが
ラクニエはバンドの張力を効果的に配置したお求めやすいサポートウェアです。
このように前にかがんで重いものを持ち上げる際に
上下バンドの張力が補助することにより
腰の負担を軽減することができます。
実際に着用して効果を検証してみた。
けれど本当に効くのでしょうか?
やはりこの手のものは実際に使ってみないとわからないので
ラクニエを実際に装着してみて
どれほど感覚が変わるのか試してみました。
運ぶのは大15個、小5個の計20個のダンボール箱
書類などが満載されているので、相当重いです。
これらをラインの反対側のエリアに運ぶ作業を通して、
ラクニエの効果を体感しようというわけです。
文字通り体を張った実験。
重労働を前に立ちすくむ細身の被験者。(身長180cm 体重64kg)
早く終わらせたい・・・。
また評価の客観性を担保するため
腕時計型心拍計で疲労度も検証してみます。
平時は70台半ば。
未装着時
はじめの方は問題ないのですが、作業中盤以降
蓄積してきた疲労のため
作業姿勢が崩れる→さらに負担が増す
という悪循環に陥っています。
心拍数は116まで上昇
手ブレでうまく撮影できなかったのですが、終了直後の脈拍計の数値は
116まで上昇しました。
眉唾ですが作業時間は2:37
作業時間は被験者側でいくらでも調整できるのですが
一応念のため計測。未装着時は2:37でした。
一旦休憩
公平性を保つため
上昇した脈拍を70台までもどします。
ラクニエを装着してスタンバイ。
日頃の運動不足がたたってか
ハァハァ、なかなか下がらない・・・。
装着後の挙動
運び始めた当初は、正直未装着時とたいして違いを感じられなかったのですが
力を発揮し始めたのは作業中盤以降。
・かがんで荷物をあげる
・荷物をかがんで降ろす
もっとも負荷がかかる上期2つの動作をサポートしてくれるおかげで
未装着時よりも疲労の蓄積が抑えられ、最後まで安定的に運ぶことができました。
終了時の脈拍は104
再度眉唾ですが作業時間は2:24と13秒短縮
参考記録ですが作業時間は2:37→2:24に短縮。
つまり157秒→144秒 と約9%短縮効果がみられました。
ラクニエの装着時間
装着自体はこのように1-2分程度で完了できます。
気になるビジュアルについては
上からジャンパーなどを羽織ればほとんど目立たなくなります。
ラニクエまとめ
- 数個運ぶだけでは違いは実感しにくい
- 多くの荷物を継続的に運搬する際に力を発揮
- 実験ベースでは作業時間を9%削減。
21,600円/月の効果金額
(前提条件 時給1500円 20日/月勤務 8時間労働/日)
はじめは半信半疑だったのですが、実際装着し作業してみるとその違いを実感。
まずは小さい規模でテストし、効果があれば広げてみると良いと思います。
ご興味のある方は、是非全国の住友フォークリフトまでお問い合わせ下さい!
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