高所作業時のフォーク水平は難しい
高所での荷役作業、運転席からはフォーク角度が分かりづらくて 苦労しますよね。
フォークリフト経験の浅い免許とりたての新米オペレーターや、
視力が低下している年配オペレーターの方にとっては
難易度の高い作業です。
低い場所なら目視できるんですけどね。
長爪ほどズレは大きくなる。
また、トン数の大きいフォークや、奥行きがある荷物を運ぶために
長爪のフォークを使っている現場ですと、
同じチルト角であっても、ズレ幅が大きくなります。
つまり 長爪ほど、フォーク水平をつくる難易度は高くなるわけ です。
オペレーターに任せきりはリスク
かといって運転者の経験と勘に任せきりでは、現場の危険リスクは下がりません。
仕損事故ならまだしも最悪、荷物をひっかけて落下させた場合、死亡事故・休業災害 につながる危険性があります。
こうなるリスクはできるだけ避けたいですよね。
(出典:厚生労働省 あんぜんプロジェクト)
フォーク自動水平は、ワンテンポ時間がかかる
ボタンを押せばフォーク水平を自動的に作ってくれる機能を持ったモデルもあります。
確かに便利なのですが、水平にセットされるまでに若干タイムラグが発生してしまいます。
チルトインジゲーターならスピードと安全性を両立できる
そこで、オススメしたいのがチルトインジゲーター。
マスト側についたゲージと、 本体側に取り付けられたメーター
の位置関係を元にマストの傾きを把握する、アナログですがシンプルなしくみです。
ちなみにこの赤い印にゲージを合わせるとフォーク水平になります。
実際の動作の様子(動画)
横からのアングル
運転席からのアングル
運転しながらでも左側ですぐに角度を把握できます。
シンプル故に、費用も安価ですので、手軽にできる安全施策としてオススメです。
現場の安全性を高めるチルトインジケーターに関するお問い合わせは
お問い合わせ下さい。
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